玉川温泉の北投石の歴史と写真素材
特別天然記念物
歴史と見所
鉱物学的に北投石(ほくとうせき)は鉛、ストロンチュウム及びカルシュウムを含む硫酸バリュウムの重晶石の一種に位置づけられる。化学組成は(BaPb)SO4である。北投石は明治39年(1906)に岡本要八郎博士によって台湾の北投温泉で発見された褐色の沈殿物で、大正元年(1912)に神保小虎博士により北投石と命名された。北投石は台湾の北投温泉と秋田の玉川温泉の2箇所のみに存在する非常に貴重な鉱物である。北投石は232Th(トリウムの放射性同位体)を含み、放射線を出しながら228Ra(ラドンの放射性同位体)に、そしてさらに放射線を出しながら最終的には208Pb(鉛の安定な同位体)に変わっていくことが最大の特徴である。北投石から放出される放射線は非常に強く、源泉近では0.7マイクロシーベルト毎時の放射線を発していると言われている。長期間北投石にいることは危険である。
写真素材
アクセスと旅行情報
拝観料・入場料・料金 | 無料 |
時間 | 終日 |
休み | 無休 |
アクセス・行き方・交通 | 田沢湖駅より羽後交通バス約1時間20分 花輪線鹿角花輪駅より秋北バスで約1時間15分 花輪線八幡平駅より秋北バスで約1時間 |
駐車場 | あり(玉川温泉) |
周辺地図・マップ | mapion |
住所 | 秋田県仙北市田沢湖玉川 |
参考ページ
商用写真
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