小湊のハクチョウおよびその渡来地の歴史と写真素材
特別天然記念物
歴史と見所
夏泊半島の東側の根元にある小湊にある浅所海岸(あさどころかいがん)はハクチョウ(白鳥)渡来地としての美しさから特別天然記念物に指定されている。
小湊という場所に加えてハクチョウ自体も国の特別天然記念物に指定されている。ハクチョウはガンカモ科に属し世界に6種いる。このうち繁殖地が北緯50度以北にあるハクチョウが、北海道、東北、北陸に越冬のため飛来する。ハクチョウは10月下旬ごろにロシア極東地方のアムール川下流域、オホーツク海沿岸、東シベリア方面からサハリンを経由して飛来する。小湊にやってくるハクチョウはオオハクチョウが多く、コハクチョウは短期間休息するために飛来する程度である。オオハクチョウの成鳥は全長約140cm、翼開長250m、体重10kgにもなる。体の色は全身白色ではあるが、個体によっては頭部や首が黄褐色を帯びている。上のくちばしは基部から半分以上が黄色で先端、下のくちばしと足は黒色である。一方、コハクチョウは全長120cm・翼開長190cm・体重7kgで、くちばしの黄色い部分が半分より小さいことが特徴である。ハクチョウは4月上旬に繁殖地へ帰っていくものが多いが、滞留期間は長いものになると200日に及ぶ。
写真素材
アクセスと旅行情報
拝観料・入場料・料金 | 無料 |
時間 | 終日 |
休み | 無休(ただしハクチョウの渡来時期は10月下旬~4月上旬) |
アクセス・行き方・交通 | JR東日本・東北本線・小湊駅より車で20分 |
駐車場 | あり |
周辺地図・マップ | mapion |
住所 | 青森県平内町浅所 |
参考ページ
商用写真
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