タンチョウの歴史と写真素材
特別天然記念物
歴史と見所
タンチョウ(Grus japonensis)はツル目ツル科の鳥類で、国の特別天然記念物に指定されている。タンチョウは丹頂鶴(たんちょうづる)とも記述され、頭頂が赤いことから赤を意味する丹がついて丹頂鶴と呼ばれている。タンチョウは北海道とユーラシア大陸の2つの個体群があり、ユーラシア大陸の個体群はアムール川中流、沿海州南部、中国東北部に分布し、冬季は朝鮮半島、中国東部に渡って越冬する渡り鳥である。それに対して、北海道の個体群は留鳥・漂鳥である。一時期は北海道の個体群は絶滅寸前にまで個体数が激減したが、近年の保護政策により約1,000羽まで生息数が回復した。タンチョウは全長140cmで翼を広げると240cmに達する大型の鳥である。タンチョウは主に釧路湿原などに生息し、葉、種子、穀物、昆虫、魚、カエル、鳥の雛、ネズミなどを食べる雑食性である。タンチョウの二大給餌場のひとつ鶴見台では特に間近でタンチョウを見学できる。
写真素材
アクセスと旅行情報
拝観料・入場料・料金 | 無料 |
時間 | 朝と午後2時30分頃(給餌時間) 給餌時間以外でも見学は可能だが飛来数は少ない |
休み | 毎年10月下旬から3月下旬まで |
アクセス・行き方・交通 | 釧路駅から阿寒バスで川湯温泉、もしくは、つるい保養センター行き鶴見台で下車すぐ 釧路から道道53号で約30分 |
駐車場 | あり |
周辺地図・マップ | mapion |
住所 | 北海道阿寒郡鶴居村下雪裡 |
参考ページ
商用写真
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