山上碑および古墳(やまのうえひおよびこふん)は上野三碑のひとつで、特別史跡に指定されている。山上碑は681年建碑とされ、隣接する山ノ上古墳の墓誌である。石碑にはは山ノ上碑は佐野三家の子孫である黒売刀自と長利母子の系譜が記述されている。山上碑は高さ120cm、幅50cm、厚さ50cmの安山岩に53文字が彫られている。

-碑文-
辛巳歳集月三日記
佐野三家定賜健守命孫黒売刀自
此新川臣児斯多々弥足尼孫大児臣娶生児長利僧
母為記定文也
放光寺僧