基本計画路線とは「建設を開始すべき新幹線鉄道の路線を定める基本計画」として全国新幹線鉄道整備法(昭和45年5月18日 法律第71号)の第4条(基本計画)に基づき定められた全国新幹線鉄道の基本計画を言い、昭和46年告示第17号、昭和46年告示第17号、昭和47年告示第466号、昭和48年告示第4の4種類の公示に計19路線が記載されている。
 昭和46年告示第17号で定められた路線は東北新幹線と上越新幹線が全線開業したが、成田新幹線は1987年に計画が失効した。昭和48年告示第466号で定められた路線は、リニア新幹線として2011年に整備計画が決定した中央新幹線を除いて計画が凍結されている。従って、19路線の内訳は、全線開業が3路線(東北新幹線、上越新幹線、九州新幹線)、一部開業が2路線(九州新幹線(長崎ルート)、北陸新幹線)、建設中が1路線(北海道新幹線)、計画凍結が11路線、リニア新幹線として計画中が1路線(中央新幹線)、計画失効が1路線(成田新幹線)となっている。整備計画線を基にしては1973年に整備計画が決定し、北海道新幹線(青森市～札幌市)、東北新幹線(盛岡市～青森市)、北陸新幹線、九州新幹線、九州新幹線(長崎ルート)の5路線が対象となり、2015年現在で建設が完成、もしくは建設中の新幹線は整備計画で指定された路線のみとなっている。