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国宝と重要文化財の天守閣櫓門がある城の写真集



目次
一覧 本丸御殿・二の丸御殿
世界遺産 移築された城門
天守閣が国宝 日本100名城
天守閣が重要文化財 ヨーロッパ100名城
門・櫓が重要文化財


 天守閣が国宝に指定された日本の城は姫路城(1601年)、彦根城(1606年)、松本城(1615年)、犬山城(1601年)、松山城(1607年)の5ヶ所のみ(国宝5城と呼ばれる)である。一方、天守閣が重要文化財に指定された城は丸亀城、宇和島城、松山城、高知城、丸岡城、弘前城、備中松山城の7ヶ所あり、江戸時代から残る天守閣は国宝に指定されている城を含めて計12城となっている。また、二条城は1750年に焼失してしまったため、天守閣は現存しないが、国宝に指定された二の丸御殿が現存する。従って、国宝の城郭建築を有する城は6ヶ所ある。
 天守閣は現存しないが、重要文化財に指定された門や櫓や塀が現存する城は二条城を含めて17ヶ所ある。本格的な城郭建築にはつき物である、天守閣、本丸御殿が両方とも当時のまま残る城は高知城のみである。そもそも御殿は現存する城が少なく、本丸御殿は高知城と川越城(一部のみ)に、二の丸御殿は二条城と掛川城に現存する。この内、高知城、二条城、掛川城の御殿の建物は重要文化財に指定されている。
 ユネスコの世界文化遺産に登録された本土の城は姫路城(姫路城)と二条城(古都京都の文化財)で、江戸時代に建てられた多くの建物が現存する。ユネスコの世界文化遺産には琉球王朝の城跡(琉球王国のグスク及び関連遺産群)として今帰仁城跡、座喜味城跡、勝連城跡、中城城跡、首里城跡の5ヶ所が登録されているが、当時の建物は現存せず、残るのは城郭の石垣のみである。
 1615年に徳川幕府によって制定された一国一城令、1873年に明治政府によって制定されたは廃城令、太平洋戦争中の空襲による火災、広大な土地の有効活用等の理由により、多くの建物が解体・破壊されたため、現存する城郭建築は非常に少なくない。 当時の建物が残る日本の城は全て江戸時代以降の城である。


世界遺産に指定されている城


天守閣が国宝に指定されている城


天守閣が重要文化財に指定されている城


門や櫓が重要文化財に指定されている城


御殿がある城


琉球王朝の城

今帰仁城跡(史跡)
座喜味城跡(史跡)
勝連城跡(史跡)
中城城跡(史跡)


世界遺産

参考ページ


商用写真



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