フランス・モナコ旅行の風景写真 9日目
(2008年夏)
目次
遂に9日目を迎え、当初はトゥールの街を午前中に見ようかと思っていたけれども、街はそれほど広くなく魅力をあまり感じなかったので、予定していなかったアゼー・ル・リドー城に行くことにする。その後はバスの時間の関係で少し早めにアゼー・ル・リドー城からトゥールに戻ってきたので、残った時間をトゥール散策に使う。そして夕方にロワール渓谷を離れて最後の宿泊地・パリに向かうという工程となった。
トゥールからアゼー・ル・リドーまでは電車とバスで行ける。電車の場合にはトゥールから最寄り駅までは約30分。さらに駅からアゼー・ル・リドー城までは約30分歩く必要がある。一方、バスの場合にはトゥールから最寄りのバス停までは約50分。さらにバス停からアゼー・ル・リドー城までは約5分程度。歩く時間を含めると電車でもバスでもあまり変わらない。ただし、どちらも運行本数は非常に少ないので、予め出発時間を調べておく必要がある。今回は日本からは調べていなかったためにトゥールの駅前のバスの時刻表で確認したところ、バスは毎日運行で1日2本のみ。途中、ヴィランドリーにも寄るようだ。
トゥールからパリへはTGVとローカル線を組み合わせて使うと約70分、ローカル線だけを使うと約160分の道のり。時間は変則だけれどもTGV、ローカル線のみを使う方法はともに1時間に1本といったところ。
トゥールからアゼー・ル・リドーまでは電車とバスで行ける。電車の場合にはトゥールから最寄り駅までは約30分。さらに駅からアゼー・ル・リドー城までは約30分歩く必要がある。一方、バスの場合にはトゥールから最寄りのバス停までは約50分。さらにバス停からアゼー・ル・リドー城までは約5分程度。歩く時間を含めると電車でもバスでもあまり変わらない。ただし、どちらも運行本数は非常に少ないので、予め出発時間を調べておく必要がある。今回は日本からは調べていなかったためにトゥールの駅前のバスの時刻表で確認したところ、バスは毎日運行で1日2本のみ。途中、ヴィランドリーにも寄るようだ。
トゥールからパリへはTGVとローカル線を組み合わせて使うと約70分、ローカル線だけを使うと約160分の道のり。時間は変則だけれどもTGV、ローカル線のみを使う方法はともに1時間に1本といったところ。
アゼー・ル・リドー
アゼー・ル・リドーには少しばかり早く到着。アゼー・ル・リドー城の街はそれほど大きくなく、ガイドブックには地図が載っていない。しかも、バス停を降りたところにも地図はない。どうやって行くのかしばらく悩んでいたところ、Chateauはこっちという表示を見つけた。Chateauとは城のことである。バスを降りた時はまだ城が開城していない時間だった。時間を潰すために寄り道をしながらアゼー・ル・リドー城に向かう。ヨーロッパの夏は夜が明るいために比較的始動が遅く、この時間になっても通りを歩く人や車は殆ど無い。あまりにも静まり返っているので、どこが街の中心部かさっぱりわからない。
アゼー・ル・リドー城
開城と同時にアゼー・ル・リドー城に入場。アゼー・ル・リドー城の周囲はアンドル川に囲まれていて、館に行くためには橋を渡る。中央の島にはやや小さめの館が1つ。そして、島を取り囲むようにそれほど大きくない庭園がある。庭園から川に浮かび装飾が豪華な館を望むととても印象的。川に浮かぶように見える洋館がとても栄える。また、館内の調度品は売却されていて残っているものは少ないけれども、内装は貴族生活の豪華さを十分に感じることができる。ごちゃごちゃしていないだけに見やすい感じ。全体的にアゼー・ル・リドー城はこじんまりとしているけれどもとてもバランスが良い城といった印象。アゼー・ル・リドー城の歴史は複雑なので理解は今ひとつ。
アゼー・ル・リドー
アゼー・ル・リドー城は思ったよりも小さく、特に庭園はそれほどパットはしなかったので、ゆっくり見てもそれほど時間がかからなかった。なので、帰りのバスを待つために再度街をぶらぶらすることにした。城門を出てすぐの道には朝遠た時には何も置かれていなかったが、この時間になると一応、商店とわかる物が設置されているところがちらほら。でも、平日のためか人気がほとんどない。少し地味に感じるけれども、人気があるロワールのシュノンソー城やシャンボール城などで感慨に耽るよりも、時間があればアゼー・ル・リドー城のような小さな貴族の館でルネッサンスを落ち着いて感じ取るのも良い気がした。
トゥール
予定よりも少し早くトゥールに到着。この日はパリに移動するだけなので少しばかり余裕があった。ロワールの古城めぐりをする拠点だけにしておくのは残念だったのでトゥールをぶらぶらすることにした。というわけで、足早にトゥール城に向かってみる。印象はガイドブックの評価が高くない通りの場所。トゥール城に残る建物の一つの旧司教館は美術館になっている。建物内部にはその当時の使われ方を忍ばせるものは殆ど無い。旧司教館意外にも塔も残るが、こちらは中に入ることができない。全体的にまぁこんなものかといったところ。一応、連日ちょこちょことトゥールの街を散策したので、これで満足。
トゥール ~ パリ
いよいよ最後の宿泊地であるパリに向けてトゥールを出発。今回の旅ではロワールの古城めぐりに3日間費やしたものの、残念ながらまだ足りない。特に、シャンボール城は季節の関係で早い時間に向かうバスがなかったために、もう少し時間をかけて庭園を散策したい思いが強く残った。そんなことを外の景色をぼんやり眺めながら考えていたら、遠くの方にロワールの古城らしき館が見えてきた。慌ててカメラを取り出して撮影。カメラはベストショットをとる用途だけでなく、一瞬しか見えないために記憶がそれほど多く残らない時に、後で何だったのか調べる用途にも役に立つ。どうやら、電車はトゥールを出るとしばらくロワール渓谷沿いに進むようだ。車窓から見えたのは形からショーモン・シュル・ロワール城だとわかった。
パリ
最後の宿泊地のパリには19時頃到着。日差しはないけれども外はまだ明るいので、夕食を食べる場所を探しつつ、急いでパリ・3区をレピュブリック広場から散策することにした。レピュブリック広場は1854年、オスマン公爵の都市計画の一環として市民革命を防止する目的で建設された広場とのこと。そこから西の方向に歩いて行く。どの方向を見ても重厚感が漂う建物である。これらの建物が少なくても1世紀は前の保存建築なのか現代になってから昔風に立てられた建築なのかは、遠くから姿形を見ただけでは伺えなかった。そうこうしていると日が暮れてきたので、夕食にする。この日はレピュブリック広場近くにあるレストランで夕飯にする。
参考ページ
商用写真
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