天龍寺(天竜寺)庭園の歴史と写真素材
史跡・特別名勝
歴史と見所
天龍寺(天竜寺)は京都嵯峨野のはずれの嵐山にある臨済宗天龍寺派の総本山である。歴史は古く、足利尊氏が後醍醐天皇を供養するために、1339(延元4)年に夢窓国師を開山として創建したのに始まる。この時、足利尊氏は天龍寺の造営資金獲得のために元との貿易を再開し、幕府公認の貿易船「天龍寺船」を運航させたといわれている。
天龍寺は室町時代には京都五山の第一位として広大な寺領を持ち勢力を振るっていたが、たびたび発生した火災で焼失し、創建当時の壮大な面影はとどめていない。現在の諸堂は明治期になって再建されたものである。天龍寺法堂の天井には加山又造画伯による雲龍図が描かれている。
天龍寺は「古都京都の文化財」のひとつとして世界文化遺産に登録されている。境内には夢窓国師の作庭の国の史跡・特別名勝に指定された曹源池庭園がある。庭園は嵐山と亀山(小倉山)の借景を巧みにとりいれた回遊式庭園で、優美で華麗な美しさを保っている。天竜寺の山門をくぐると参道両脇にはさまざまな塔頭が並び、奥に方丈、庫裏や竹林の道等がある。庫裏には禅宗ならではの大きな達磨図(だるま図)が難しそうな顔をして様子を伺っているようにも見える。
また、見学のほかに天龍寺境内には境内にある精進料理専門店があり食事も可能である。天竜寺青磁は天龍寺船貿易で運ばれて北中国の青磁を言い、天龍寺とは直接の関係はない。
天龍寺は室町時代には京都五山の第一位として広大な寺領を持ち勢力を振るっていたが、たびたび発生した火災で焼失し、創建当時の壮大な面影はとどめていない。現在の諸堂は明治期になって再建されたものである。天龍寺法堂の天井には加山又造画伯による雲龍図が描かれている。
天龍寺は「古都京都の文化財」のひとつとして世界文化遺産に登録されている。境内には夢窓国師の作庭の国の史跡・特別名勝に指定された曹源池庭園がある。庭園は嵐山と亀山(小倉山)の借景を巧みにとりいれた回遊式庭園で、優美で華麗な美しさを保っている。天竜寺の山門をくぐると参道両脇にはさまざまな塔頭が並び、奥に方丈、庫裏や竹林の道等がある。庫裏には禅宗ならではの大きな達磨図(だるま図)が難しそうな顔をして様子を伺っているようにも見える。
また、見学のほかに天龍寺境内には境内にある精進料理専門店があり食事も可能である。天竜寺青磁は天龍寺船貿易で運ばれて北中国の青磁を言い、天龍寺とは直接の関係はない。
写真素材
アクセスと旅行情報
拝観料・入場料・料金 | 大人500円、小人・中学生300円 |
時間 | 8:30~17:30、10月21日~3月20日は8:30~17:00 |
休み | 庭園は無休、本堂は諸行事により休館日あり |
アクセス・行き方・交通 | 阪急嵐山線嵐山駅から徒歩15分 |
駐車場 | 1日1000円 (200台) |
周辺地図・マップ | mapion |
住所 | 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68 |
特別名勝
商用写真
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